2021年2月26日金曜日

日々新 酒造りを語る(酒米後編)の巻

こんにちは。今日の徳島県は、雨です。そしてとても寒いです。

こんにちは。日々新さん 今日は、山間部では、雪が降るかもしれませんね。 

先日の続きのお話しから、お酒はお米からできていて、酒造り専用のお米酒造好適米があると言う所からですね。

はい。そうです。日本酒のラベルの裏に精米歩合●%と言うのを見るのですがどう言う意味ですか? 

精米歩合(せいまいぶあい)とは、お米の磨きの意味です。何パーセントと言うのは、お米の外側を削りとった割合のことです。食用のお米も玄米を精白していますが、お酒造りでは、お米を削るとは、言わずに精米したパ―セント歩合(ぶあい)と言います。例えば精米40%とは、玄米を60%削って残ったのが40%と言うことです。

日本酒は、蔵によって味は違いますが、お米を削りとる(磨く)ことにより、味に違いがでたり 雑味をとるなどもあります。また削りとるパーセントによって日本酒の種類がかわります。このお話しは、これからします。

ちなみに削ったお米の残りは、米粉としてお菓子などに使われているそうです。また日新酒類では、精米は自社でせず、専門の業者さんに頼んでいます。各蔵によって色々と違いがあります。

左から、玄米、精米歩合60% 精米歩合35%写真です。
左精米60%と玄米 精米したお米に心白(しんぱく)が見えます。
左 玄米 右 精米35%のお米です。

お米を並べると違いが分かりますね。 

次回は、種類のお話しをします。